東京散歩

今日は有休。巣鴨、大塚に用事があったので、いつもとは違う道を歩いてみました。

巣鴨駅から千石を経由して大塚まで歩きます。iPhoneに『今昔散歩』というアプリがあり、これを見ながら歩くと面白い。昔住んでいたマンションなんかを探しながら文京区内をうろうろ。住んでいた千石のマンションはまだありました。思っていたより駅から遠く、無駄に外観が綺麗。今なら選ばない物件ですね。当時は若かった。今なら花より団子、名より実。

さて、途中こんな風景に当たりました。

東京23区内でこういう蛇行した裏道に当たったら、十中八九川の跡だと思って間違いありません。

今昔散歩で現代、明治、江戸の地図を見比べてみると。



当たりでした。不忍通りが「猫又坂」という坂を下りて谷底に突き当たる場所です。ここには千川という川が流れていたらしく、昭和9年に暗渠になったのだとか。

川の跡をずっと歩くと、大塚に着きました。ここから山手線沿いに歩きます。

途中、陽だまりに猫。

他にもたくさん見かけました。東京のこの辺(大塚、巣鴨駒込、谷中、根津、千駄木)は猫が多いですね。普段は昼間に町を歩くことがないので見ませんが、割とよく見るのかもしれません。

駒込の近くに、「みんなの庭」という昔の里山風景を残したような区画がありました。豊島区の土地を近所の方々が管理しているようです。

中には小さな池があり、ザリガニ(矢印)もいました。

残念ながら、ニホンザリガニではなくアメリカザリガニのようです。

昔は本郷までが江戸の範囲だったので、この辺りも昭和の始めくらいまでは農村だったのでしょうか。

なかなか良い散歩でした。