読書記録
ホリエモン人生論。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 2010/12/24
- メディア: 新書
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この間読んだやつよりかなり丸くなっています。でも相変わらずの合理思考。
前の本にだったか、「詰め将棋みたいな人生は楽しいか?」てなことが書いてあり、そうだよねえと思いました。
こういう会社に就職して、何歳で結婚して、いつ子供作って、老後のためにお金貯めて・・・。そんなことを毎日考えて生きるのって楽しいんでしょうか。
たまに、周囲からのプレッシャーなどもあり、いい年だしそろそろ結婚するものかなあと考えると、毎日同じ職場に通い、好き放題やる自由はないけれど自分にはこの家族がいるとある意味言い聞かせながら生きることを想像してゾッとしてしまうことがあります。
自分はそこそこだけど子供には無限の可能性があるというのも、子供に願望を押し付けてそれを希望に生きているようで、どちらにとっても重いなあと思ったり。そういう見方が一面的で物事の悪いところを強調しているのは分かっているのですが、「結婚はするもの」「子供は私の希望」という価値観には一歩引いてニュートラルでいたい自分がいます。
否定しているわけではなくて、フラットな感じ。
堀江さんの人生論でまあそうかなあと思ったのは、先ほどの「詰め将棋みたいな人生は楽しいか」と「(人間の食料を作っている)農林水産業以外の仕事は、娯楽」というもの。
昔っから、どうも周りに乗り切れず、変わった奴と言われることも多かったのですが、最近、如実にそれを自覚します。こういう人生観は珍しいらしい。