政治は大人がやるべき

「政治主導なんてうかつなこと言った…」枝野氏

民主党枝野幸男幹事長代理は14日、さいたま市内で講演し、菅内閣の支持率急落に対し、「おわび申し上げたい。政権が国民の意識、感覚とずれていると思われる部分が多々ある。かなり深刻な状況だ」と述べ、危機感をあらわにした。

その上で、枝野氏は民主党政権の掲げた「政治主導」が機能していないとの批判に関連し、「与党がこんなに忙しいと思わなかった。政治主導なんてうかつなことを言ったから大変なことになった。何より欲しいのは、ゆっくり考える時間と、ゆっくり相談する時間だ」と釈明した。

枝野氏は子ども手当を巡り、高額所得者への給付を抑制する所得制限案が浮上していることについて、「『支持率が下がっているから所得制限をつけちゃえ』という一種のポピュリズムになる」と述べ、否定的な考えを示した。

(2010年11月14日19時38分 読売新聞)

「与党がこんなに忙しいと思わなかった。政治主導なんてうかつなことを言ったから大変なことになった。」だってさ。

外野から悪口を言うだけなのと、実際に制度を運営するのとでは、そりゃあ後者のほうが大変でしょう。批判者はいかに気楽で責任のない立場かということも分からなかったんでしょうね。

無邪気な子供が国を壊す。大量に発行した赤字国債をどうするつもりでしょう。もしかしたら人々の生活を支えていたかもしれない事業を、たった一日の、しかも色メガネつきの公開討論で廃止したかもしれないのにどうするつもりでしょう。