米国について

って言うと、何だか司馬遼太郎の『アメリカ素描』みたいだが、思ったことを少々。たった二ヶ月でその国を語るなって突っ込みもありそうだが、それもまあご容赦を。友達のブログへのコメントだったんですが、自分のにも書いておきたいと思ったので、

米国について。何ていうか、何だかんだ言って、たいした国だなと思います。俺は、日本にいるときは、どっちかというとアメリカ嫌いで、天邪鬼というか、アンチ巨人的な感情を持っていたのですが、今では、浅はかな青臭い考え方だったなと思ってます。

ネイティブアメリカンはいたにせよ、ほとんど何もなかったこの土地に、自分の祖国、今まで築きあげてきたものを全て捨てて、世界中から希望だけを持ってやってきて、ひとつの国を造り上げた(そして今も、移民はどんどん来ています。)。これって、すごいことだと思います。俺の先生のひとり(彼女はドイツ系)が言ってました「この国は、祖国を捨てて、未来に賭けた人たちの遺伝子を受け継いでいるんだ。リスクを恐れない、挑戦者たちの国だ。」って。

肌や目の色、文化が違う人たちが、談笑している光景って、なんか感動的ですよ。