図書館ライフ

赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説

しばらくフリーター生活が続くわけですが、部屋にこもりきりだと人間どこまでも自堕落になり、履歴書に瑕をつけてまでやってみたい一世一代の賭けが終わってしまいそうなので、図書館を視察に行きました。

近所の区立図書館でどこまで本が手に入るかと、都立広尾図書館がどこまで受験勉強に適しているか。

近所の区立図書館は、分館なので元々そう大きくはないのですが、どうやらネットで本を注文して取り寄せてもらえるらしく、まとめて受け取っている人がかなりいました。話題のハードカバーなんかはここでよさそう。

ついでに、桜庭一樹の本を二冊借りました。

いま一冊目の『赤朽葉家の伝説』の途中までですが、これは面白い。戦後日本の社会史と、山陰の旧家の女系の個人史が縦糸横糸になって物語が進みます。少し記紀神話っぽいところもいいですね。

広尾図書館は、辺りがまず日本じゃないみたいでした。外国人と日本人が半々くらいのような気がします。広尾って。公園やカフェで英語やフランス語やスペイン語があちこちから聞こえてくる。

図書館は、どちらかというと資料館のような雰囲気で、一般向けの貸出しはしていないとのこと。中の机にはいろいろな受験生がたくさんいました。ここでやるかなあ。でも広尾までは電車で行きにくい。自転車なら近いか。

家の近所にある東大駒場の図書館とどっちを使うかですねえ。